私、37歳独身。
都内の雑誌社で編集の仕事をしているいわゆるキャリアウーマンです。
…なんて言うほど格好良いものじゃなくて実際は日々クタクタになるまでこき使われてるって感じですけどね。
仕事に追われ婚期をとうに過ぎてしまい今では結婚はもう諦めモードに入りつつあります。
それに結婚して子供もいる友人を見てると自分の時間がなくて大変そうで・・・
だったらこのまま一生ひとりでもいいかなって最近では思っていました。
それでもやっぱり街で仲良さそうなカップルを見かけたりするとせめて恋人がいれば・・
って思うんだけど社内にそういう男性もいないし出逢いが皆無なんです。
こんな私が唯一楽しめる事と言ったらネットの出会い系(PCMAX)で知り合った人とのメール交換でした。
何人かといいところまでいくんだけど実際会ってみたら「無理!」っていうタイプだったり写メ交換したらもっと会う気が失せたりと、そんな事を繰り返していました。
その中でつかず離れずのまったりメールを続けていたYと今なんとなくつきあっています。彼は私より5歳ぐらい年下だけど結婚していて子供もいます。
そういうサイトに登録したのは日常に刺激が欲しかったからと書いてあったけど実際は年下の奥さんとあまりうまくいってない事がキッカケみたいでした。
Yも忙しいらしく私のメールに2,3日してから返信がきたり私もしばらく放置していてふとヒマな時にメールしたりと、つかず離れずの状態でした。
それでも続いていたのは彼がとても頭が良く、会話のセンスもあったからだと思います。短文の時もあれば長文の時もあるけど内容や私に対する返答がとても賢さを感じさせる魅力のある男子。
そのうち私の事を「姉さん」なんて呼び出したり私も色気抜きで「おいおい!」なんて書いてみたりと私たちは長年来の友達みたいになっていました。
そんな私たちが深い関係になったのは私の誕生日がキッカケでした。
メールだけで半年ぐらい続いたある時Yが「姉さん、そういえば来週誕生日だったよね!?お祝いしてあげたいなぁ」なんてメールをくれたんです。
ちょうどその日はYの奥さんが実家に帰って留守だというので私たちは夜待ち合わせてご飯を食べに行くことにしました。
Yとはもう友達みたいになっていたので見た目の事は深く考えてもいなかったけど「顔がわからないと困るから会う前に写メ交換した方がいいかな」とYが言うので私たちは写メ交換をしてから会う事になりました。
送ってきたYの写メを見た時私は特に何も感じませんでした。
好みでも嫌いでもないあまりにも普通の雰囲気だったんです。褒め上手の彼は私の写メを送った後「姉さん!綺麗だね~」とお世辞のメールをくれました。
「また調子いい事言って。」
そう返しながらもやっぱり綺麗なんて言われて悪い気はしないものです。
思い起こしてみるとYのメールはいつでも元気をくれました。
プラス思考の彼は調子が良すぎ、と思える事もありますがなんとなく癒されていたように思います。
ドキドキと言うよりもワクワクしながら私はYとの待ち合わせ場所に向かいました。
すると彼がスーツにバラの花を持って立っていたのです。
「ごめん。定番だけどプレゼント。お誕生日おめでとう。」
そう言って一輪のバラの花を私に手渡してくれました。
写メと違ってスーツ姿になると彼はそれなりにステキに見えました。
「やだ~。私こんな普段着で来たのにスーツ着てくるなんて。」
そう言うとYが「だって今日は姉さんのお祝いだから」
と照れくさそうに笑いました。その笑顔に私はちょっとドキッとしてしまったのです。
「今日は姉さんをお姫さまにしてあげようと思ったんだ」
突然彼がそんな事を言うので私は「え?」と聞き返していました。
「だって姫の誕生日だし二人がリアルに出会った記念日だし。」
そんな子供っぽい事をサラッと言う彼に少し呆れながらもなんだか胸がキュンッとしてしまい・・
その後は知らず知らずに彼のペースにすっかり巻き込まれていました。
ご飯を食べて軽く飲んだ後私たちはブラブラ歩きながら気がついたら裏路地のラブホテルの前にいました。
「あ~、いつのまにかこんなとこに連れてきて」そう言ってむくれる私の手を彼が強く握り締め「もっとお姫さまにしてあげる」と、迷う隙もなく中へ入ってしまったんです。
「そういえばしばらくエッチしてないしまぁいいか」
そんな軽いノリで私は開き直った気持ちでいました。部屋に着くと彼は本当に紳士的に私に接してくれ尽くしてくれました。
お風呂のお湯を溜めてくれたりコーヒーを入れてくれたりと至れり尽くせり。
「家でもこんなにマメなの?」
と聞くと
「まさか!だって姫の事が好きだから。」
そう言って甘えてくる彼を私は可愛いと思ってしまったのです。
さすがに「お姫さま抱っこ」は拒否しましたが彼は本気でしたかったみたいでした。
お風呂でも私を立たせて彼がひざまづいて全部洗ってくれ私はうっとりした気分で彼のなすがままに従っていました。
でもベッドに入ると彼はそれまでと違い狂おしいほどじらし始めたのです。
私の大事なところをボディソープのついた指先でさんざん撫でて感じさせた後にベッドでもなかなか挿入してこない彼。
その指先の緩やかな動きに私は何度も
「あ!いじわる、いじわる・・!」
と声を上げてオーガズムを感じてしまいました。
私が彼を欲しがると「まだダメだよ。今入れたらすぐにイっちゃうもん。姫をもっと気持ち良くしてあげる。」
そう囁いて私のそこに顔をうずめるのです。
「いい匂い。」
彼の鼻先が私の一番感じるところを擦ると私はあまりの気持ち良さに脚を広げてしまい・・彼の髪をかきむしっていました。
「ああ!ああ・・入れて・・お願い!」
そう言っても彼はまだ私をじらすんです。
やんわりとした指先がゆっくり私の中に入ったかと思うとすぐにスルッと抜いて花びらをそっとなぞり一番感じるところを擦りあげ・・そんな事を繰り返され私は気が遠くなりそうでした。
「姫・・こんなにビショビショになって・・感じてくれてるんだね」
彼の甘い囁きが私をさらに絶頂へと導いていました。
そして彼のモノが私の中に一気に押し入ってきた時、私は彼にしがみついていました。
「すごい・・ああ・・・いい・・!」
そんな声をあげて私はまた絶頂の渦に巻き込まれていったのです。
その時から私はすっかり彼のセックスの虜になってしまい今では毎週逢っています。
年下の奥さんに負けないように私は年相応の女磨きをし続けたいと思っています。