独身男性にとって、「人妻」というフレーズは艶っぽくて魅力的な響きがありますよね。
何やら危険な香りがして、それがかえって性欲をそそる。特に若い男性なら、一度は人妻とエッチしてみたいと思うでしょう。
でも、良いことばかりではありませんよ。バツがついている男性は別として、独身であれば夫婦の現実は分かりませんよね。
それ故、大きな落とし穴に気付かず、痛い目に遭うことがあるのです。
同情から愛情に変わるプロセス
ある意味、女性は結婚前と結婚後では別人格になります。
それは社会的、法律的に守られた妻の座を手に入れるからです。ましてや子供を産めば、女性は更に強かになります。弱い女を演じるのも、その強かさの表れなのです。
そういう女の強かな怖さを知らない独身男は、人妻が演じる弱くて可愛そうな女の本性を見抜けない。
そして、彼女が語る可哀そうな身の上話を真に受けて同情してしまうのです。
はじめは同情でも、次第に自分を頼って様々な苦悩を打ち明けてくれる女性を愛おしいと感じるようになるのです。
そして自分が何とかしてやりたいという気持ちが芽生え、やがて愛情へと変化して行く。
独身じゃなくても、男にはそういうところがありますよね。でも大概の既婚男性は、女性の話を丸ごと鵜呑みにはしないでしょう。
何故なら、多少なりとも女性が持つ強かさを実感しているからです。
女が演じる悲劇のヒロインに惑わされるな
よく女はみな女優と言われますが、まさに、その通りだと思います。
本人は演じているつもりがなくても、無意識に本当の自分とは別の女を演じているのです。
嘘もそうなのですが、はじめは嘘を自覚していても、そのうち自分の中で本当の話にすり替わっているのです。ですから、女性の嘘や演技を見分けるのは非常に難しい。何が本当で何が嘘なのか、本人さえ分からなくなっているのですから。
人妻が話す旦那の言動や家庭の事情、それらのすべてが真実とは限らないということです。更に不倫相手の男性に対する気持ちも、本当の気持ちではないのです。女優が、演じる役と一体になるのと同じかもしれません。
冷静さと客観性を保つための心得
人妻が語る身の上話の真意を探っても無駄です。どうせ判らないのですから、取りあえず話半分で聞いておけば良いでしょう。
そして、彼女の作り話の世界に取り込まれないことです。一部には故意に作り話で男を騙そうとする女性がいますが、殆どの女性は作り話という意識はありません。
決して、悪気がある訳ではないのです。もっとも、それが女性の可愛さでもあるのですけどね。
仮に独身である男性が彼女と結婚する覚悟で離婚を薦めたとしても、そういう展開になるケースはほとんどないと言って良いでしょう。
そう簡単に妻の座を捨てたりはしません。多くの場合、不倫する人妻の生活環境は本人が言うほど劣悪ではありません。
本当に劣悪な状況であれば、不倫している余裕などない筈です。
人妻にとって不倫とは、現実から離れてひと時の夢を見る場なのです。
だからセックスだけの関係ではなく、恋愛感情を持ち込もうとするのです。でもその実態は、恋愛ごっこをしながら性欲を満たしているだけです。
不倫の落とし穴に嵌まって痛い目に遭いたくなければ、そういった現実から目を逸らさないことです。
肩の力を抜いて、気楽な気分で人妻の作り話に付き合ってあげて下さい。それが、落とし穴に嵌まらずに不倫を楽しむための心得です。
私ジュンジも、付き合っていた人妻に本気になってしまい、随分と苦い経験をしました。
後で振り返ってよく考えてみれば、彼女の話はつじつまの合わないことがあったなと。人生、何事も勉強ですね。