最近になって急にモテだしたのはなぜだろう?って思うくらい今モテてます。
私、もうアラフォー近くのしかも既婚。
子供もいますが夫の親と同居で子育てはほとんどお任せしちゃってます。
長く続けている仕事でそれなりの地位に就いている私は夫や両親の了承を得て心置きなく仕事に専念させてもらっています。
そのはずが・・最近姑も子供のやんちゃぶりに疲れてきたみたいで少々モメ気味なんです。
確かに、帰りが遅くなる事も多い私は食事の支度も任せっぱなし、休み返上で出勤する事も少なくありません。
姑の不満もわかりますが結婚する時にそれでもいいって条件付きで承諾したので私は強気です。
夫はバツイチだったし私よりかなり歳上で焦っていたのでしょう。
仕事に夢中だった私も気がついたら適齢期を越えていて
「まあこの人なら優しくて私の我侭をなんでもきいてくれそうだから。」
実はそんな理由でプロポーズにOKをしたのです。
20代から30代にかけて私は女ながらも上昇志向がとても強かったので色気がなくて全然男性が近寄ってきませんでした。
でも最近になってそれなりの立場になると人前で話す機会も多くなりやはり女性なりの武器を発揮するのも大事だという事にやっと気が付き、お洒落を心がけるようにしていました。
女性が憧れる、そんなステキなキャリアウーマンを意識し始めたら途端に男性の私を見る目が変わったのです。
でももちろんお誘いを受けるわけにはいきません。
ここでヘマをしたらせっかく築きあげた今が全部終わりだと思うから。
男性に誘われるようになってから私には今までに思いもよらなかった欲望が出てきました。
それは女としての欲求です。
夫とは結婚当初に少しセックスもしましたが私が帰宅が遅かったり疲れていたりで今ではすっかり別寝になりレスの状態です。
もちろん、もう夫としたいなんて思っていないのですが・・
でも体がそれを求めてしかたない時があるんです。
同僚や上司に誘われて飲みに行った時など相手を男性として意識している自分がいて情けなくなります。
そこで私は思い切ってFACEBOOKで前からメッセージを交換している男性と会ってみる事にしました。
実名で知り合ってるし彼とは住まいが少し離れているから変な事はできないだろうという安心感がありました。何よりも写真で見る限りとても洗練された雰囲気の「イイ男」で以前からちょっと興味があったのです。
彼は私よりふたつほど年下ですが同じく既婚でお子さんもいます。
偶然同じアーティストのファンで
「いつか一緒にライブに行きたいね」
なんて会話が盛り上がり始めはサイト内でやりとりしていましたがそのうち携帯でメールをするようになっていました。
彼には以前から誘われていたのですがなかなか時間がとれない事とわざわざ彼の住む東京まで出向くのが億劫だった事もありなんとなく延ばしていました。
私の住まいから東京までは新幹線で1時間ちょっとかかります。
でも東京でなら人の目を気にしないでデートできる・・
そう思った私は彼にお休みがとれた事を知らせました。
するとすぐに返信が来て私たちは逢うことになったのです。
もちろん、その時は浮気するとかそんなつもりはありませんでした。
ただ少しの期待は持っていましたがその時はとにかく仕事や家庭を忘れて男の人に甘えたい気持ちでいっぱいでした。
待ち合わせに現れた彼はイメージしていた雰囲気よりも数段ステキで私は嬉しくてドキドキしていました。
少し街をブラブラして食事したりカフェでお茶してそれから映画。夢みたいな一日でした。
知り合いに合う危険性のない場所いる開放感と夫以外の男性とデートしている事へのワクワクする気持ち・・
そんなどこかうわずった心に隙があったのか私は突然の彼のキスを簡単に受け入れていました。
彼とは昔からの知り合いみたいに逢ってすぐに親しくなり、そのうち手を繋いで歩いていたので唇を重ねる事にまったく抵抗がなかったのです。
私は独身に戻って恋人同士のような気持ちで彼に甘えていました。
その日はキスを交わし後ろ髪を引かれる思いで彼と別れました。また逢う約束をして。
家に帰ると姑がまた子供の事で何かと文句を言ってきて私は一瞬ウンザリでしたが今まで自分がしていた事を思うとさすがに何も言えません。
その日は罪悪感と幸福感の狭間でわが子を抱いて眠りにつきました。
でもくちづけを交わしただけで別れた事が逆に刺激になってしまい仕事の最中も彼との事を思い出して逢いたくて身体が疼くようになってしまったのです。
数日後、私は会社を早退して夕方から彼に逢うためにまた新幹線に飛び乗っていました。
彼が土日は家を空けにくいからというので平日の夜にかけて逢う事にしたのです。
私は帰宅が遅いのは慣れているのでこうすれば3、4時間ぐらいは一緒にいられる・・そんな計算をしていました。
お互いの気持ちはわかっていました。
もしかしたらキスだけして別れたのは彼の計算だったのかもしれませんがそんな事もどうでもよくなっていました。
とにかく逢いたくて彼が欲しくてたまらなかったのです。
私たちは食事をする時間も惜しんでコンビニで買い物をしてホテルに向いました。
逢った後歩き出した彼が向っている先は何も言わなくてもわかっていましたから・・。
彼の腕にしがみついて甘えている私は妻でもなく母親でもない、ただの「ひとりの女」でした。
部屋に着いてから彼は軽くキスをするとソファに腰掛け話を始めました。照れもあったのかもしれません。
そんな彼を触発するように私は自分から彼にディープキスをして迫ってしまいました。
こんな自分、過去に想像もしていなかったことです。
私の挑発に彼も絶えられなくなったのかだんだん息遣いが荒くなり今後は彼が私を攻めてきました。
激しく舌を吸われながらブラジャーの下から乳首を指で愛撫されるともう我慢できないほど私は気持ちが昂ぶっていました。
「シャワー浴びる?」
彼がそう聞いてきましたがそんな時間すらも待てなかった私は
「うん・・そうだね」
と言いながらも笑って彼の手をひきベッドへ誘いました。
今、その時のままで彼自身を私の中に欲しかったのです。
お互いの興奮をシャワーで洗い流してしまう前に・・。
彼の手が私のそこに這ってきた時
「ダメ・・シャワー浴びてないから」
と拒みながら、それでも愛撫もそこそこに私は彼自身を私の中に誘いました。
「淫乱な女」
彼はそう思ったかもしれません。彼と私の生々しいそこが熱く密着している間中私は自分の中からかつてなかったぐらいの愛液が溢れて止まらないのを感じていました。
一緒に果てた後シャワーを浴びてから私たちはまたセックスをしました。
今度はお互いにたくさん愛撫し合いながら・・。
彼とは今でも定期的にデートして愛し合っています。家族には罪悪感でいっぱいですが、以前よりずっと優しくなれた自分がいます。
もちろんそんな事で罪が消えるとは思っていませんが・・。